【出没】旭川北稜球団、再出発の現在地

【出没】旭川北稜球団、再出発の現在地

新体制で臨んだ秋季全道大会を、今野監督は冷静に振り返る。「正直に言えば、投手陣が弱かった」。完成度、安定感、そしてメンタル面。どれも、現時点では計算できる段階ではないという。だからこそ冬は、派手さを排し、基礎に立ち返る。フォーム確認、体力強化、反復練習。さらに強豪と対峙した際の“名前負け”を克服するため、あえて厳しいメニューを課し、逃げ場を作らない。
冬季練習は複数の屋内施設を活用し、限られた環境の中で積み重ねる日々。3月末の帯広遠征、4月上旬の苫小牧遠征は、現実を突きつけられる場でもある。それでも前を向く理由は明確だ。「まだ何も得ていない」からこそ、やるべきことが見えている。再構築の途上にある今、この冬の時間が、確かな土台になろうとしている。

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