
皆さんこんばんは。ベースボール北海道ストライク発行人の大川祐市です。
しばらくぶりのコラム更新となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。発行人はというと、道外・全国大会の掲載や取材に奔走する日々が続いており、ありがたい忙しさに感謝しながら過ごしております。
そんな中、今夏も北海道学童・中学・高校女子球児たちの熱戦が次々と届けられ、胸を打たれる瞬間が幾度もありました。
まずは、札幌手稲ボーイズ。悲願の全国大会初戦突破という結果を、まさに記録にも記憶にも残る“タイブレーク”の死闘で達成してくれました。1点を争う緊張感、勝利への執念。グラウンドにいた選手たち全員が主役だったと、胸を張って言える素晴らしい試合だったそうです。
続く旭川明成高校も、強豪クラーク記念国際・仙台キャンパスを相手に、七回まで1-1の同点に持ち込む激戦を展開。13本ものヒットを浴びながらも、守備で踏ん張り、タイブレークまでもつれ込んだ末の惜敗でしたが、最後まで声を張り、諦めない姿勢を貫いた姿に、創部から支えてきた1期生の「背中」を感じた一戦でした。(バーチャル高校野球で観戦)
一方、林和男杯全国大会では、北海道から出場した3チームすべてが初戦敗退という結果に。確かに厳しい現実かもしれませんが、この「全国」を肌で感じた経験は、次のステージへの貴重な糧となるはずです。
勝負の世界において、「結果」は時に冷酷ですが、私たちが心を揺さぶられるのは、その裏にある「過程」や「想い」。この夏、グラウンドに立った北海道球児たちの姿は、きっと多くの人の記憶に刻まれたことでしょう。
悔しさも、歓喜も、すべては“次”へつながる大切な一歩。これからもそんな球児たちの歩みを、全力で追いかけてまいります。
ベースボール北海道ストライク
発行人 大川祐市