沼ノ端はFBC代表、ときわ澄川は全道少年大会出場決定／第50回道新旗苫小牧支部大会
苫小牧市で5月10日から行われた「第50回道新旗争奪苫小牧支部少年軟式野球大会」は18日に決勝を迎え、拓勇ファイターズが沼ノ端スポーツ少年団を12－1（四回コールド）で破り、見事優勝を飾った。本大会は、「高円宮賜杯全日本学童南北海道大会」、「FBC U-12全道大会」、「全道少年軟式野球大会」の各予選を兼ね、支部代表を決定する重要な位置づけとなっている。
決勝戦では、拓勇が初回から沼ノ端の先発を攻め、3回には9得点と猛攻。相川、尾関、清水の長打も飛び出し、攻撃の手を緩めなかった。守っても須藤、清水の継投で1失点に抑え、堂々の支部王者に輝いた。勝利した拓勇は、6月末に日高支部で行われる南北海道大会へ駒を進める。
準優勝の沼ノ端は、FIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP U-12（FBC全道大会）胆振支部代表として出場が決定。3位決定戦では、ときわ澄川ライオンズが泉野イーグルスとの接戦を8－7で制し、8月に札幌で開催される全道少年軟式野球大会出場を決めた。
また、ホクレン旗胆振支部予選では泉野イーグルスが代表枠を獲得しており、各チームがそれぞれの舞台でのさらなる活躍を目指す。
本大会は、50回という節目を迎えた今大会は、支部の実力が均衡しつつあることを強く印象づける大会となった。なお、決勝と3位決定戦の詳細記事は5月20日に掲載予定。
― 第50回道新旗争奪少年軟式野球大会、4大会への代表を懸けた熱戦が始まる ―
苫小牧市と胆振東部地区から14チームが集結する、道内屈指の伝統大会「第50回道新旗争奪苫小牧支部少年軟式野球大会」が開幕を迎えた。本大会は、高円宮賜杯全日本学童南北海道大会、FBC-U12全道大会、第54回全道少年大会、ホクレン旗胆振支部予選の各支部予選を兼ねた一大決戦。4つの代表枠を懸け、少年球児たちの白熱の戦いが繰り広げられる。
当初は5月10日の開幕を予定していたが、雨の影響を受け、開会式は苫小牧市営少年野球場（とましんスタジアム）に隣接するハイランドスポーツセンター内で実施。選手宣誓は沼ノ端スポーツ少年団の佐藤竣紀（さとう・しゅんき）選手が務め、今大会に懸ける各チームの想いを代表して堂々と誓いを述べた。
なお、試合開始は5月11日からに順延される形となった。昨年の覇者・飛翔スワローズは、1回戦で厚真・追分イースターズと対戦し、連覇を目指して初戦に挑む。
優勝チームは6月に日高支部で行われる「高円宮賜杯第45回全日本学童軟式野球南北海道大会」へ、準優勝チームは「2025 FIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP U-12」へ、3位チームは札幌開催の「第54回全道少年軟式野球大会」へ、そして4位チームはホクレン旗胆振支部予選へ、それぞれ苫小牧支部代表として出場する。
準決勝・決勝・3位決定戦は5月18日に実施予定。春の苫小牧に響き渡る、球児たちの全力プレーから目が離せない。
第50回道新旗争奪苫小牧支部少年軟式野球大会 兼
高円宮賜杯第45回全日本学童軟式野球南北海道大会 兼
2025FIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP U-12（胆振地区代表決定戦）兼
第54回全道少年軟式野球大会・苫小牧支部予選
日程：5月10日～17日
会場：市営少年野球場、花園公園グラウンド
開会式：5月10日（市営少年野球場）
選手宣誓：佐藤 竣紀(さとう しゅんき)（沼ノ端スポーツ少年団）
＜昨年＞
優勝：飛翔スワローズ
代表枠
【全日本学童南北海道大会】
★苫小牧支部代表⇒拓勇ファイターズ
※1位チームは、南北海道大会(6月28日（土）～30日（月）日高支部）に苫小牧支部代表として出場する。
【FBC-U12全道大会】
★胆振支部代表⇒沼ノ端スポーツ少年団
【全道少年軟式野球大会】
★苫小牧支部代表⇒ときわ澄川ライオンズ
※3位チームが8月に札幌で行われる全道大会へ苫小牧支部代表として出場する。
【ホクレン旗・胆振支部予選】
★苫小牧支部代表⇒泉野イーグルス
対戦カード
◆決 勝（5月18日、少年野球場）
拓勇ファイターズ12-1沼ノ端スポーツ少年団
沼ノ端スポーツ少年団
１０００＝１
３０９ｘ＝１２
拓勇ファイターズ
（四回コールドゲーム）
（沼）高島、高澤、熊原－田中
（拓）須藤、清水－佐藤
▽三塁打：青木英2（沼）
▽二塁打：相川、尾関、清水（拓）
※決勝の記事については20日掲載となります。
◆3位決定戦（5月18日、少年野球場）
ときわ澄川ライオンズ8-7泉野イーグルス
泉野イーグルス
０１２００４＝７
０１１２０４＝８
ときわ澄川ライオンズ
（泉）嵯城、本多爽、遠藤－三浦晴
（と）神、佐藤－上田、神
▽本塁打：神（と）
▽三塁打：佐藤（と）
※3位決定戦の記事は20日掲載となります。
◆準決勝（5月18日、少年野球場）
沼ノ端スポーツ少年団6-3ときわ澄川ライオンズ
沼ノ端スポーツ少年団
０３０２０１＝６
２００００１＝３
ときわ澄川ライオンズ
（沼）青木英、高島－田中
（と）野村、上田、佐藤－神
▽三塁打：佐藤（と）
▽二塁打：青木英2、大森（沼）、井上、野村（と）
拓勇ファイターズ11-3泉野イーグルス
泉野イーグルス
００２１０＝３
１２４４ｘ＝１１
拓勇ファイターズ
（五回コールドゲーム）
（泉）本多琉、嵯城－三浦寛
（拓）須藤、橘、清水－佐藤
▽三塁打：本多爽、本多琉（泉）、清水（拓）
▽二塁打：三浦寛（泉）、橘、佐藤、澤向、松崎（拓）
◆2回戦（5月17日、少年野球場）
ときわ澄川ライオンズ4-1北光ファイターズ
沼ノ端スポーツ少年団16-2錦岡・白老合同
泉野イーグルス5-0美園・ジェッツ合同
拓勇ファイターズ12-1厚真・追分イースターズ
◆1回戦（5月11日、少年野球場・花園公園グラウンド）
①ときわ澄川ライオンズ7-6新生台イーグルス
②錦岡・白老合同8-0鵡川ジュニアファイターズ
③沼ノ端スポーツ少年団19-7早来メッツ野球少年団
④泉野イーグルス11-1大成フェニックス
⑤美園・ジェッツ合同6-5北星有珠の沢ホークス
⑥厚真・追分イースターズ10-9飛翔スワローズ
トーナメント表
協力：苫小牧スポーツ少年団野球専門部会