中学硬式野球の小樽リトルシニアを卒団した3年生11人の注目進路が、関係者からの情報提供で分かった。昨春の春季全道大会・準優勝で代表権を掴んだ東日本大会へ出場し、第3位と躍進した世代。それぞれが次なる舞台へと歩みを進める。
東日本大会で証明した粘りと底力
小樽リトルシニアのこの世代は、決して順風満帆な道のりではなかった。春季全道大会の予選リーグではBブロックに入り、2勝1敗1分けの3位通過。ワイルドカードでの決勝トーナメント進出という厳しい状況からの挑戦となった。
しかし、ここから真価を発揮する。1回戦・岩見沢を10-4、2回戦・恵庭を4-3、準決勝・北空知深川を4-3と接戦をものにし、粘り強く勝ち上がった。決勝では札幌羊ヶ丘に2-9で敗れたものの、堂々の準優勝。さらに東日本大会でもタイブレークの激闘の末に敗れながら、第3位という結果を残した。
「勝たせてあげられなかった」指揮官の悔い
村上武洋監督は、この世代を振り返り、率直な胸の内を明かす。
「春季大会の決勝、東日本大会準決勝のタイブレークと、ここ一番で勝たせてあげられなかったことが、監督として悔いが残ります」
あと一歩届かなかった頂点。しかし、その悔しさこそが、このチームを大きく成長させた原動力でもあった。
三年間で磨いた「心・技・体」
指揮官は続ける。
「たくさん練習し、この三年間で『心・技・体』すべてにおいて大きく成長してくれました。自信を持って高校へと進学してほしいと思います」
苦しい試合を乗り越え、仲間とともに積み重ねてきた日々。そのすべてが、彼らの礎となっている。
それぞれの未来へ――夢の続きは次のステージで
「三年後、七年後、それぞれの道でみんなの夢が叶うことを願っています」
村上監督の言葉には、教え子たちへの深い期待と愛情がにじむ。
東日本3位という確かな実績を手にした11人は、次なるステージへ。ここから先、それぞれの道でどんな成長を遂げるのか――その歩みに、引き続き注目が集まる。
注目進路
〇沖田 勇真
★進学先⇒北海高等学校
小樽リトルシニアー北小樽ビースト出身
〇滝 颯斗
★進学先⇒札幌創成高等学校
小樽リトルシニアー小樽中央JBC出身
〇成田 來斗
★進学先⇒東海大学付属札幌高等学校
小樽リトルシニアー小樽中央JBC出身
〇山口 颯大
★進学先⇒花咲徳栄高等学校(埼玉県)
小樽リトルシニアー北小樽ビースト出身
〇真田 太我
★進学先⇒札幌国際情報高等学校
小樽リトルシニアー稲穂スラッガーズ出身
〇傳法 悠真
★進学先⇒北海道栄高等学校
小樽リトルシニアー小樽中央JBC出身
〇波木 皇介
★進学先⇒小樽双葉高等学校
小樽リトルシニアー稲穂スラッガーズ出身
〇金田 一希
★進学先⇒旭川龍谷高等学校
小樽リトルシニアー余市強い子野球スポーツ少年団出身
〇岡西 隼澄
★進学先⇒札幌国際情報高等学校
小樽リトルシニアー小樽中央JBC出身
〇鈴木 海聖
★進学先⇒北海道遠軽高等学校
小樽リトルシニアー稲穂スラッガーズ出身
〇鈴木 快飛
★進学先⇒小樽未来創造高等学校
小樽リトルシニアー北小樽ビースト出身
協力:小樽リトルシニア
