ケガを越えた先にあった野球への想い

ケガを越えた先にあった野球への想い

札幌手稲ボーイズ・田村颯介 右ひじ手術、リハビリの日々を乗り越え仲間の待つ場所へ

田村颯介(札幌手稲ボーイズ/3年)
田村颯介(札幌手稲ボーイズ/3年)

プロフィール
田村颯介(たむら・そうすけ)
札幌手稲ボーイズ/3年
ポジション:右翼手
右投げ左打ち
161センチ、53キロ
小学1年生から銭函ボーイズで野球を始める。現在は札幌手稲ボーイズに所属。右ひじの離断性骨軟骨炎により、膝から軟骨を移植する手術を経験。リハビリを重ねながらグラウンド復帰を目指してきた。家族は母と2人。

小学6年で感じた右ひじの違和感

 田村が最初に右ひじの痛みを感じたのは、小学6年生の頃だった。

 「最初は少しだけの痛みだったので我慢していました」

 そのまま少年野球を続け、中学から札幌手稲ボーイズへ進んだ。

 冬場の期間で投げる機会が減ったことで一時的に痛みは落ち着いたが、再び投げ始めると違和感が戻った。

 「最初は痛くなかったんですけど、だんだん投げているうちにまた痛くなってきました」

 中学2年春ごろ、家族に痛みを伝え、病院で診察を受けることになった。

手術という決断「治るなら嬉しい気持ちもあった」

 保存的な治療や投球制限、フォーム改善などにも取り組んだ。

 しかし、その後状態の変化もあり、最終的には手術を決断。2025年12月17日、右ひじの手術を受けた。

 「手術して治るのであれば、若干うれしい気持ちもありました。怖いとか心配という気持ちはあまりなかったです」

 それ以上に強かったのは、もう一度思い切り野球をしたいという想いだった。

 「投げられないことの方が苦しかったです」

歩くことから始まったリハビリ

 手術後、リハビリは歩くところから始まった。

 膝から軟骨を移植したため、最初は思うように体を動かせなかった。

 「歩く時にガタガタとなってしまうのが辛かったです」

 それでも少しずつ前進した。

 約1か月後には走れるようになり、3月中旬ごろからチーム練習にも参加。投球再開後はフォームの見直しにも取り組んだ。

 「最近になって、思い切って投げられるようになってきました」

支えになった仲間からのメッセージ

 野球ができない期間、焦りもあった。

 グラウンドで成長していく仲間を見る日々。

 「みんながレベルアップして、打てるようになっているのを見て、このままだと差が開いてしまうという焦りはありました」

 それでも仲間を応援する気持ちも忘れなかった。

 そんな田村の支えになったものがある。

 手術前、学校のクラスメートから届いた寄せ書きだった。

 「クラスのみんなが一枚の紙にメッセージを書いてくれました。それが嬉しかったです」

 また手術後にはチームのコーチがお見舞いに訪れてくれた。

 多くの人の支えを感じながら、再び前を向いた。

銭函ボーイズで始まった野球人生

 田村が野球を始めたのは小学1年生。

 きっかけは銭函ボーイズの体験だった。

 「友達のお兄ちゃんとキャッチボールをしたのが楽しくて始めました」

 小学時代の一番の思い出は、ライバルチームとの接戦。

 「いつも接戦で負けていた相手に、大きな大会で勝てたことが一番嬉しかったです」

 勝つ喜び、負ける悔しさ。その経験が今の自分を作っている。

ケガを経験したからこそ伝えたいこと

 度重なるケガを経験した田村。

 その経験は、野球への向き合い方も変えた。

 「本当にケガには気を付けるようになりました。これをやったらケガにつながるな、という意識を持つようになりました」

 そして将来について、こんな思いも口にした。

 「少年野球の手伝いなどをして、自分がケガでできなかった分、小さい子たちを支えていきたいです。同じような経験をしてほしくないので」

 苦しい時間を経験したからこそ、分かることがある。

 再び立ったグラウンドで、田村颯介は残された中学野球の時間を全力で駆け抜ける。

札幌都心部で評判の「たきうち整形外科スポーツクリニック

たきうち整形外科スポーツクリニックは札幌都心部(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。

瀧内院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。

また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。

当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女ら選手・監督やコーチにも人気となった。

♦問い合わせ♦

たきうち整形外科スポーツクリニックへの問い合わせはメール、info@takispo.jp

011-241-8405へ。携帯電話から受付対応する「シマフクロウ・コール」が便利。

☆受付・診療時間☆

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取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック

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