南空知BBC・山本君怪我を乗り越え、再びグラウンドへ

南空知BBC・山本君怪我を乗り越え、再びグラウンドへ

〇山本 健史郎(やまもと けんしろう)
中学2年・南空知BBC
右投げ、右打ち
160センチ、47キロ
学童時代はポルテ札幌西に所属。
家族は両親と妹の4人

山本君
ケガからの復帰を目指す山本君

突然の痛みと診断

「学校のソフトボールで痛みが出たんです。」健史郎君は当時を振り返る。最初は「少し痛いだけ」と思い、1週間ほど投球を控えて様子を見たが改善せず、父の勧めでたきうち整形外科スポーツクリニックを受診した。
診断は「離断性骨軟骨炎」。放置すれば関節の可動域が失われる恐れもあり、長期的なリハビリが必要とされた。不安の中で診察を受けると、医師やスタッフは丁寧に説明し、支え続けてくれたという。現在は週1回のリハビリと2週に1回の診察を続け、来年2月頃の復帰を目指している。

少年野球から南空知BBCへ

野球を始めたきっかけは、幼少期に通った「ポルテベースボールスクール」。セレクションを経てテクニカルクラスに進み、6年生最後の大会で準優勝に輝いたことが今も大きな思い出だ。
中学進学後は「体格的にもリスクを考えて軟式で挑戦したい」と家族と相談し、南空知BBCに入団。強豪チームの一員として数々の大会を経験し、特に全日本少年春季軟式野球・北海道大会の準決勝でTTBCに惜敗した試合が心に刻まれている。「あの悔しさは忘れられない。来年の夏にリベンジしたい」と目を輝かせる。

セカンドを守る誇りと、怪我から学んだこと

ポジションは主にセカンド。速い打球への対応や中継プレーなど難しい守備位置だが、「外野が投げやすいように中継すること、ランナーを最小限で止めることを意識しています」と話す。クロスプレーや前に落ちそうなフライを好捕した瞬間には、大きな手応えを感じた。
一方で怪我を経験したことで「痛みを我慢せず、周りに伝えてケアすることが大切だと学びました」と口にする。リハビリスタッフについても「優しくて話しやすい。学校のことも気軽に話せてリラックスできる」と信頼を寄せる。

目標は横浜、そして甲子園の舞台へ

近い目標は「怪我を治してレギュラーを掴み、横浜での全日本少年大会に行くこと」。さらにその先には、高校野球の憧れもある。「甲子園に出たいんです」と健史郎君。リハビリを経て野球への思いは一層強くなった。
「怪我は本当はない方がいい。でも、この経験から学んだことを生かしたい」。再びグラウンドに立つその日、南空知BBCの仲間たちと共に、健史郎君は必ず大きな一歩を踏み出すだろう。

山本君フォーム
怪我を治してレギュラーを掴み、横浜での全日本少年大会を目指す山本君

札幌都心部で評判の「たきうち整形外科スポーツクリニック

たきうち整形外科スポーツクリニックは札幌都心部(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。

瀧内院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。

また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。

当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女ら選手・監督やコーチにも人気となった。

♦問い合わせ♦

たきうち整形外科スポーツクリニックへの問い合わせはメール、info@takispo.jp

011-241-8405へ。携帯電話から受付対応する「シマフクロウ・コール」が便利。

☆受付・診療時間☆

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※第1、3土曜日診療は昼の部のみとなります。

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取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック

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