
京都の強豪・大住クラブに12-1の五回コールド発進
和歌山県高野町で開催中の第30回高野山旗学童軟式野球大会で、北海道代表・東16丁目フリッパーズが7月26日、1回戦に登場。対戦相手は京都府代表の強豪・大住クラブ。初回から互いに譲らぬ展開となったが、三回に一気に試合を動かす。
4番・徳田隆之介(6年)のレフト柵越え満塁ホームランを含む5得点で流れを引き寄せると、四回にも6点のビッグイニングを作り主導権を完全に掌握。
投げては左腕の先発・川口琉輝(6年)が持ち味を活かし試合をつくり、最終回にはエース・西山宗汰郎(6年)も登板。盤石の試合運びで12-1の五回コールド勝ちを収めた。明日27日の2回戦では、大分県代表の吉弘野球スポーツ少年団と対戦する。
主砲・徳田が全国の舞台で満塁弾
東16丁目フリッパーズが全国の大舞台で鮮烈なスタートを切った。初戦の相手は、京都市長旗選手権・天下一品杯を制した強豪・大住クラブ。拮抗した序盤だったが、試合が動いたのは二巡目の三回。1死満塁の好機に打席に立ったのは4番・徳田隆之介(6年)。狙いすました初球をフルスイングすると、打球は一直線にレフト柵を越える満塁ホームランとなった。ベンチもスタンドも歓喜に沸き、この回一挙5点で流れを大きく引き寄せた。

打者一巡の猛攻、四回にダメ押し
勢いそのままに、四回には打者10人の猛攻を仕掛けた。長打と単打を織り交ぜた4安打で6点を追加し、試合の流れを完全に決める大きな攻撃を見せた。さらに五回にも1点を加え、計12得点。打線が切れ目なく機能し、攻撃の手を緩めない姿勢で相手に反撃の隙を与えなかった。
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川口・西山の継投で盤石の試合運び
守っては、先発・川口琉輝が丁寧な投球で相手打線を翻弄。粘り強くゲームを組み立て、五回途中まで試合を作った。試合が決した最終回には、エース・西山宗汰郎(6年)がマウンドに立ち、打者2人を打ち取り全国大会初登板を果たした。投打ががっちりと噛み合い、東16丁目らしい堅実かつ勢いのある野球が光った。
次戦・2回戦は27日第一試合で、大分県代表・吉弘野球スポーツ少年団と対戦。吉弘はマクドナルド・トーナメント大分県大会準優勝に加え、県内大会では4度の優勝を誇る強豪だ。
笹谷武志監督は「このチームはマック(全日本学童)を見据えながら、一戦必勝で臨みます」と語り、次戦への気迫をにじませた。快進撃はまだ始まったばかりだ。
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イニングスコア
◆1回戦(26日、ちびっこ野球場)
東16丁目フリッパーズ(北海道)12-1大住クラブ(京都府)
東16丁目フリッパーズ
00561=12
00001=1
大住クラブ
(五回コールドゲーム)
(東)川口、西山ー徳田
(大)村木、西畑、村木、今仲ー中尾
▽本塁打:徳田(東)
▽二塁打:片岡(東)
全国トーナメント表


協力:東16丁目フリッパーズ