札幌選抜が“全国の舞台”へ

札幌選抜が“全国の舞台”へ

第6回お伊勢さん杯・PRIDE JAPAN学童全国大会に挑む

3年連続道王者・札幌選抜が全国の舞台へ出発

第6回を迎える「お伊勢さん杯」は、全国の選抜チームや強豪少年団が集うハイレベルな学童野球大会。今年も全国各地から代表が集結し、年末の三重県伊勢市を舞台に熱戦が繰り広げられる。

北海道代表として出場するのは、2025年「北海道学童軟式野球都市対抗戦」を 大会初の3連覇 で制した札幌選抜。24日、チームは全国大会に備え北海道を発ち、意気揚々と伊勢へと向かった。

主将の 池内颯太君 は出発前にこう意気込んだ。

「全国大会に出場できてうれしいです!
都市対抗戦では三連覇でき、その勢いのまま全国でも一つ一つ勝利を重ねていきたいです。
目指すは優勝です!

圧倒的な安定感を誇る今年の札幌選抜なら、その言葉に十分な説得力がある。

北海道勢の過去成績――3度の挑戦で最高3位

お伊勢さん杯は北海道勢にとっても“特別な大会”。
これまで北海道からは3代表が挑戦してきた。

第3回大会(2022年)

  • 帯広選抜:第3位
  • 小樽中央JBC:1回戦敗退

第4回大会(2023年)

  • オホーツク選抜:2回戦敗退

第5回大会(2024年)

  • 東川大雪野球少年団:2回戦敗退

3位入賞の実績はあるものの、まだ頂点には届いていない。
今年の札幌選抜は、道勢として過去最高成績を狙える実力と評価されている。

渡辺敦監督「道勢最高の結果を」

札幌選抜を率いる 渡辺敦監督 は大会への覚悟をこう語る。

「非常にハイレベルな大会です。北海道の選抜チームとしては2年ぶりの出場。
道勢最高の結果を求めて頑張ってきます。

全道29代表が頂点を競う「2025北海道都市対抗戦」での3連覇は、偶然ではなく、積み上げた力の証明だ。

札幌選抜には

  • 高い総合力
  • 投打のバランス
  • 勝ち切る強さ
  • 経験と実績
    が揃っており、“真打ち登場”とも言える存在感を放っている。

全国の舞台での戦いは大いに期待が高まる。

初戦は広島代表・広島皆実ベースボールクラブ

記記念すべき初戦は 12月25日、ダイムスタジアム伊勢
対戦相手は 広島県代表・広島皆実ベースボールクラブ だ。

この試合に勝利すると、翌26日に

  • スモールスポーツ少年団(三重県)
  • オール能美(石川県)

の勝者と2回戦で対戦する。
さらに勝ち上がれば、同日に行われるダブルヘッダーの3回戦 が待ち受ける。

初戦を突破できれば、一気に勢いに乗ることができる大事な一戦。
札幌選抜の躍進に大きな期待がかかる。

“優勝へ”。札幌選抜が年末の伊勢で挑む

北海道代表としての誇りを胸に、3連覇の勢いをそのまま全国へ――。
“勝ち切る力”を身につけた札幌選抜が、全国の強豪を相手にどんな野球を見せてくれるのか。

今年の札幌選抜は、過去の北海道勢の成績すら塗り替えるポテンシャルを秘めている。
2025年最後の大舞台で、彼らはどんな物語を紡ぐのか。

札幌選抜の戦いに注目したい。

札幌選抜=都市対抗戦・決勝より
札幌選抜=都市対抗戦・決勝より

協力:札幌選抜チーム

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