ダブルヘッダー連勝 控え選手の活躍と初回11得点の猛攻で頂点へあと2勝
徳島県阿南市で開催中の「野球のまち阿南第14回少年野球全国大会」で7月26日、北海道代表・岩見沢学童野球クラブがダブルヘッダーを連勝し、全国ベスト4進出を決めた。3回戦では地元・富岡スワローズ(阿南市)を8-1の五回コールドで下し、続く準々決勝では前年度優勝の当新田学童軟式野球クラブ(岡山県)を13-7の四回時間切れで撃破。3回戦では普段スタメンではない選手たちが勝利を支え、準々決勝では初回に打者15人、6安打3本塁打で一挙11得点を奪う圧巻の攻撃を披露した。森拓実監督も「ベンチを含め、みんなで支え合う姿に成長を感じた」とチーム全員でつかんだ連勝を称えた。
イニングスコア

◆3回戦(7月26日、JAアグリあなんスタジアム)
岩見沢学童野球クラブ(北海道)8-1富岡スワローズ(阿南市)
富岡スワローズ
01000=1
02321=8
岩見沢学童野球クラブ
(五回コールドゲーム)
(富)竹井ー湊川
(岩)山本鈴、伊藤ー武内、和田
▽本塁打:湊川RH(富)、武内、山本楓(岩)
▽三塁打:渋谷(岩)
▽二塁打:湊川(富)、中島(岩)
◆準々決勝(7月26日、JAアグリあなんスタジアム)
岩見沢学童野球クラブ(北海道)13-7当新田学童軟式野球クラブ(前年度優勝枠)
岩見沢学童野球クラブ
⑪200=13
4120=7
当新田学童軟式野球クラブ
(四回時間切れ)
(岩)笹野燈、笹野嵐、對馬、笹野嵐、笹野燈ー中垣
(当)岡山、三好ー榎本
▽本塁打:笹野嵐RH、増森RH、中垣、笹野嵐(岩)、清水、室田(当)
▽三塁打:山本楓(岩)
▽二塁打:久本(当)

控え選手の躍動で3回戦突破 山本鈴が五回1失点の好投
3回戦の相手は地元・徳島県代表の富岡スワローズ。岩見沢学童は二回に武内栄基(6年)の本塁打などで2点を先制すると、三回には渋谷の三塁打を足掛かりに3点を追加。四回、五回にも着実に加点し、8-1で五回コールド勝ちを収めた。
投げては先発・山本鈴(6年)が五回を1失点にまとめる好投。伊藤聖真(6年)との継投で相手打線を封じ、投打がかみ合った内容で準々決勝へ駒を進めた。
森拓実監督は、この試合を振り返り、控え選手たちの奮闘を最大の勝因に挙げた。
「3回戦は普段スターティングメンバーではない子たちが躍動しました。特に、先発した山本鈴が5回を投げ、見事に役割を果たしてくれました。」
総力戦でつかんだ勝利が、この日の大一番へとつながっていく。
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初回11得点の衝撃 前年度王者を圧倒し全国4強
わずかな休憩を挟み迎えた準々決勝。相手は前年度優勝の当新田学童軟式野球クラブだった。
しかし、岩見沢学童は試合開始から一気に襲いかかる。
初回、打者15人の猛攻で6安打3本塁打を集め、一挙11得点。笹野嵐太(5年)の2本塁打、中垣優太(6年)の一発が飛び出し、全国屈指の強豪を相手に一気に主導権を握った。
当新田も本塁打攻勢で7点を返して食い下がったが、岩見沢学童は最後までリードを守り抜き、13-7で四回コールド勝ち。前年度王者を破る価値ある勝利で、準決勝進出を決めた。
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暑さの中で見えた「チームの成長」
森監督が試合後、何よりも成長を感じたのはプレーだけではなかった。
「暑さの中でも、初回から仕掛けられたことが成長を感じました。また、この試合に出たのは9人だけでしたが、ベンチのメンバーが必死に水筒を渡したり、準備を手伝ったりする姿が、これまでにこの子たちにはない姿だと思いました。」
ダブルヘッダーという過酷な日程の中で、グラウンドに立つ9人だけでなく、ベンチを含めた全員が勝利へ向かって役割を果たした。その一体感こそが、全国ベスト4進出を支えた大きな力だった。
「みんなで支え合いながら」 頂点まであと2勝
大会はいよいよ準決勝、そして決勝へ。
疲労が蓄積する中でも、岩見沢学童の戦いは続く。
森監督は次戦へ向け、静かに決意を口にした。
「残すのは準決勝、決勝となりました。少しずつ疲れが出てきていますが、みんなで支え合いながら、準備をしっかりして臨みたいと思います。」
選手もベンチも、全員が一つとなってつかんだ全国ベスト4。北海道代表・岩見沢学童野球クラブの挑戦は、いよいよ全国制覇まであと2勝となった。

協力:岩見沢学童野球クラブ
