【今週の出没】中学野球の集大成、「今度こそ」の思い

【今週の出没】中学野球の集大成、「今度こそ」の思い

 皆さんおはようございます。発行人の大川祐市です。6月は北海道のアマチュア野球界にとってまさに佳境を迎えております。中学硬式野球では全国を懸けた最後の決着が今週末に行われ、中学軟式野球でも全日本少年各支部予選、中体連が支部によっては開幕。高校野球は札幌支部予選が22日に開幕いたします。

今週末の私の取材予定は、21日(土)にリトルシニア日本選手権北海道予選の3位決定戦と決勝、22日(日)はボーイズリーグ北海道選手権大会の3位決定戦と決勝です。熱戦をしっかり見届けてまいります。

さて、写真は先週15日(日)、美香保球場で行われた全日本少年札幌支部予選の際に撮影したものです。写っているのは、かつて発行人の野球教室に通ってくれていた選手たち。写真左から、柳澤歩澄(札幌ブレイブティーンズ・3年)、綱島湧志(ピースベースボールクラブ・3年)、岩原巧武(手稲東中学校・3年)、國井透真(手稲東中学校・3年)です。

当日はスケジュールの都合上、第2試合の手稲中学校と手稲東中学校の試合のみ観戦。試合は手稲中学校が6-2で勝利し、ブロック代表として24日の決勝トーナメントへ駒を進めました。第4試合では札幌ブレイブティーンズが1-0でピースベースボールクラブを下し、こちらも決勝トーナメント進出を決めました。

惜しくも敗れた手稲東中学校は、14日(土)の中体連で敗れており、この試合が中学野球の最後の戦いとなりました。選手たちと久しぶりに会い、まず感じたのは成長した体つきと、立ち振る舞いの落ち着き。周囲の大人や指導者の皆さんの力を感じる瞬間でした。時折見せるあどけない笑顔が、三年前の記憶を呼び起こしました。

試合後、悔しさをにじませながらも「高校でも野球を続けます」と力強く前を向く姿に、また新たな物語の始まりを見た思いです。野球で最後まで勝ち続けられるのはほんの一握り。でも、野球の魅力に惹かれ、「今度こそ」と拳を握りしめる姿に、彼らの未来の可能性を感じずにはいられませんでした。

皆さん今週も素敵な週末をお迎えください✨

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