東16丁目フリッパーズ、圧巻の10得点で3回戦へ

東16丁目フリッパーズ、圧巻の10得点で3回戦へ

次戦は全国王者経験を持つ多賀少年野球クラブと激突

序盤で試合を掌握、長打攻勢で一気に主導権

 初回に犠牲フライで先制点を許したフリッパーズだったが、その裏すぐさま反撃。1番・丹場泰生(6年)がライトオーバー二塁打で口火を切ると、2番・舘洞海生(6年)のレフト前、3番・西山宗汰郎(6年)の同点打で試合を振り出しに戻す。さらに満塁から内野ゴロが失策を誘い2点を追加、この回3点を奪い逆転した。
二回には西山、徳田隆之介(6年)の連続タイムリーなどで一挙6点を追加。そのまま勢いを保ち、試合の主導権を完全に握った。

先制された1回裏の攻撃でツーベースヒットを打った丹場
先制された1回裏の攻撃でツーベースヒットを打った丹場
チームに流れを呼び込むスリーベースヒットを放った西山
チームに流れを呼び込むスリーベースヒットを放った西山選手(東16丁目)

盤石リレーと堅守で完封リレー寸前

 先発の川口琉希(6年)は初回こそ痛打されたが、二回以降は持ち味の緩急を生かした投球で0を重ねた。4回2/3を投げ被安打わずか、試合の流れを完全に掌握した。
5回途中からマウンドを引き継いだ西山は、走者を一人も出さない完璧な投球。笹谷武志監督は「川口は二回以降、自分のペースで投げられた。西山は今日の投球で少し自信を取り戻したはず。走者を置いてから粘れる投手です」と二人を称えた。

先発の川口
先発の川口投手(東16丁目)
2番手でマウンドに上がった西山投手
2番手でマウンドに上がった西山投手(東16丁目)

名門との再戦に挑む、6年ぶりのベスト8へ

 3回戦の相手・多賀少年野球クラブは、2018、2019年と2年連続全国大会優勝の名門であり、2018年には2回戦でフリッパーズと対戦し3-4の惜敗を喫した因縁の相手だ。笹谷監督は「多賀は技術も野球脳も高い選手が揃うが、うちは気合と根性と執念で立ち向かう」と闘志を燃やす。
前回出場の2022年大会では3回戦で涙をのんだフリッパーズ。6年ぶりのベスト8進出を懸け、全国屈指の強豪に挑む姿に期待が高まる。

がんばれ、フリッパーズ!

試合開始前の東16丁目フリッパーズ
試合開始前の東16丁目フリッパーズ

イニングスコア

◆2回戦(14日、阿賀野市水原野球場)

東16丁目フリッパーズ(北海道南)10-1越中島ブレーブス(東京第2)

越中島ブレーブス
100000=1
36100x=10
東16丁目フリッパーズ
(越)石原、宮川、一木ー長島
(東)川口、西山ー徳田
▽三塁打:西山(東)
▽二塁打:丹場、田村、舘洞(東)

フォトグラフ

丹場に続きヒットでチャンスを広げた舘洞
丹場に続きヒットでチャンスを広げた舘洞選手(東16丁目)
ツーベースヒット田村
ツーベースヒット田村選手(東16丁目)
安定したプレイでチームを支える徳田
安定したプレイでチームを支える徳田選手(東16丁目)
ファインプレーでチームを救った佐藤
ファインプレーでチームを救った佐藤選手(東16丁目)

全日本学童トーナメント表

全国大会トーナメント表
全日本学童マクドナルド・トーナメント(組合せ)
全日本学童マクドナルド・トーナメント(組合せ)
全日本学童マクドナルド・トーナメント(組合せ)

協力:東16丁目フリッパーズ

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