怪我が教えてくれた「投げ続けるための野球」──北海高校へ進む黒澤樹の現在地

怪我が教えてくれた「投げ続けるための野球」──北海高校へ進む黒澤樹の現在地

黒澤 樹(くろさわ いつき)
あいの里東中学校・軟式野球部/3年
右投げ、右打ち 投手
175センチ、74キロ
学童野球は小学3年生からポルテあいの里スクールで競技をスタートした。
中学2年時にU-14北海道選抜に選出され、千葉県で行われた全国大会では優勝にも貢献した。
中学3年時にはU-15北海道選抜にも選出され、台湾で行われた国際大会を経験。
さらに昨年8月には、日本チームの一員として米国・ミズーリ州セントルイスで開催された国際大会にも出場した。
今春4月からは、名門・北海高校への進学も決まっている。

「野球は楽しい」から始まった原点と、部活動という選択

黒澤選手が野球を始めたのは小学3年生。
本格的な少年団ではなく、ポルテあいの里スクールで「まずは野球の楽しさを知る」環境からスタートした。
当初は競技志向一辺倒ではなく、無理のない形で野球に触れていたという。

中学校ではクラブチームではなく、あいの里東中学校の軟式野球部を選択。
「最初は3年間、楽しく野球ができればいいと思っていました」と振り返るが、
1年生の後半から意識は変わった。

高校でも野球を続けたい。
レギュラーを目指し、甲子園という舞台に立ちたい。
その思いが芽生えた頃、自ら調べ、挑戦したのが北海道選抜だった。

念願叶い、狭き門を潜り抜けてU-14北海道選抜に名を連ねた。
昨年3月に千葉県で行われた全国大会では、優勝も経験している。
さらに、U-15北海道選抜にも選出され、台湾遠征では優勝と打撃賞を獲得。

数々の「結果」を残す一方で、次のステージを見据える時間は、確実に増えていった。

肩の異変、そして「投げ方」を見つめ直す時間

異変が起きたのは中学3年生の8月下旬から9月にかけての練習の中で、投球時に肩が「ガシャン」とずれるような感覚に襲われた。

「今まで経験したことがないくらいの痛みでした」
診断名は肩関節唇損傷
投げることが当たり前だった日常が、一変した瞬間だった。

知人の紹介で訪れたのが、たきうち整形外科スポーツクリニック。
「これはヤバいと思って、すぐ行きました」。
現在は体幹トレーニングやフォーム改善を中心にリハビリを継続している。

特に印象的だったのは、投球動作の再構築だ。
「手を耳の近くに持ってくる」。
これまで無意識だった動作を、意識して行うことで、
怪我をする前よりも「軽い力で速い球」が投げられる感覚を掴み始めている。

結果を追いかける野球から、
“投げ続けるための野球”へ。
その転換は、確実に黒澤選手を成長させていた。

世界を見て、怪我を知り、北海高校へ

黒澤選手の視野を広げたのは、国内だけではない。
昨年3月に千葉県で行われた全国大会での優勝を契機に日本チームの一員として昨年8月にアメリカ・ミズーリ州セントルイスへの遠征を経験した。

全国大会を制し、優勝チームからは優先的に希望者は海外遠征の権利が与えられる。
黒澤選手が経験したアメリカ遠征では、
日本、アメリカ、ヨーロッパ連合の計5チームが参加する大会で、約2週間・10試合を戦った。

英語での会話、異文化交流、海外選手との試合。
「野球だけでなく、語学や国際交流の面でも大きな学びになりました」。
海外の選手からバッティンググローブをもらうなど、現地での交流も忘れられない経験だという。

春から進学するのは、北海高校。
甲子園出場回数、伝統、そして学業との両立。
父も同校出身という縁もあり、自ら選んだ進路だ。

怪我を経て、黒澤選手はこう語る。
「怪我する前は結果ばかり見ていましたが、今はフォームや体の使い方を見るようになりました」。

目標は明確だ。
怪我をせず、3年間やり切り、甲子園へ行くこと。
そして将来は、プレーだけでなく人柄でも尊敬される選手になること。

その理想像として名前を挙げたのが、大谷翔平。
怪我と向き合った時間は、黒澤樹選手にとって、確かな「土台」になりつつある。

札幌都心部で評判の「たきうち整形外科スポーツクリニック

たきうち整形外科スポーツクリニックは札幌都心部(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。

瀧内院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。

また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。

当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女ら選手・監督やコーチにも人気となった。

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たきうち整形外科スポーツクリニックへの問い合わせはメール、info@takispo.jp

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取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック

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